【元ゴルフクラブ開発者】ドライバーシャフト ディアマナBFとスピーダーエボリューションⅣを紹介
シャフトによってタイミングの取りやすさって全然違いますよね。
プロも必ず最新のシャフトを使用するわけではありません。
松山秀樹選手のように気に入ったシャフト(TourAD DI)を使い続ける選手や、外観だけ最新のモデルにして中身の素管は旧モデルを使用している選手もいたりします。
シャフトの性能を把握して、自分に合ったシャフトを見つけたいですね。
そこで今回は人気シャフト”三菱ケミカル ディアマナBF”、”フジクラ スピーダーエボリューションⅣ”の特徴を紹介したいと思います。
三菱ケミカル ディアマナBF
三菱ケミカル / ゴルフシャフト | Diamana™ BF-Series
クセがなくヘッドの特性をそのまま生かせるシャフト
かつて、タイガーウッズ選手が愛用していた「青マナ」の最新モデル。
2017年PGAツアー年間王者のジャスティン・トーマスも使用するこのシャフトは、典型的な中調子で、クセがなく、打った感覚と弾道のイメージが一致しやすいシャフトです。そのためミスの原因もわかりやすく、スイングの修正もしやすいです。
スイングの完成度を高めたいゴルファーはぜひ試していただきたいシャフトです。
フジクラ スピーダーエボリューションⅣ
Speeder EVOLUTION Ⅳ | フジクラシャフト | ゴルフシャフト・リシャフトのフジクラ
操作性の良いアスリート向けシャフト
2015年モデルのエボリューションⅡをベースに叩けるシャフトに調整したシャフト。新素材「MR70」を採用し、高弾性カーボンならではの設計自由度の高さで操作性の高いシャフトになっています。「MR70」は三菱ケミカル製の材料です。メーカーの枠を超えて使いたい材料を選択できるのがフジクラさんの強みです。
通常しなるシャフトは、ヘッドが遅れて、フェースが開いてスライスしやすいのですがエボⅣはヘッドの追従性が高いので、右にも左にもいかずに安定した球筋になります。
上級者は、しならせたい位置でしならせることができる操作性のいいシャフトです。
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どちらもいわゆるアスリート向けシャフトですが、
BFはクセが無いシャフトで自分のスイングとヘッドの性能がそのまま弾道に反映されるシャフトで、エボⅣはたたきに行けるシャフトで右へのミスが怖い方におすすめという印象ですね。
試打クラブを打つ時にシャフトの性能が知識として頭に入っているとシャフト選びがしやすいです。今後もできるだけシャフトの特徴、魅力をわかりやすく伝えられるように努力していきます。
ドライバーシャフトを検討中のゴルファーの参考になればうれしいです!
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